幸運な事に第140代ADA会長(アメリカ歯科医師会会長)と親しく御話しを御伺いする時間を待てました。身に余る光栄でした。緊張の中で会談はスタートしましたがとても気さくな先生で直ぐに打ち解けることが出来、ユージン・セキグチ会長の人間味あふれる暖かさとと深い見識に触れ、感激いたしました。今般3Bシステム研究所開設にあたり咬み合わせが全身に与える影響についての当研究所の理念と可能性についてお訊ねをしました。会長はUSC(南カルフォル二ア大学)の副学部長でもあり臨床教授でもいらっしゃいます。
『日頃、歯学部の学生にはこれからの歯科医は口腔だけでなく全身をも考えた治療をするよう指導しており医科との連携が必要であると教えている。咬合と全身とは関連があり、咬合はバランスの要ではある。しかし咬合バランスを整えて改善される範囲基準がいまだ定まっていない。この見極めを研究していくことは素晴らしいことで、今後のあなたの得られた臨床結果をまとめ、随時、連絡を共に持とう』と言う言葉を頂戴いたしました。又、『歯科医師であるあなたは、現在までのサイエンスに裏づけられたエヴィデンスでの知識や技術によるオーラルヘルスケアを行うことにより患者の健康を維持し疾病を予防する事が出来る。さらに、これからの歯科医は全身を見据えた口腔ヘルスプロフェショナルであらねばならない。その見地から今後の活躍はそれを担うものである。大いに頑張っていただきたい。』とエールを頂戴しました。真摯に重き課題と受け止め精一杯努力することを誓いました。 |
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略歴
Eugene Sekiguchi..DDS
第140代 ADA会長(アメリカしか医師会会長) |
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